ANAのケン

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皆さま『モンティホール問題』ってご存知ですか?

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『モンティホール問題』って聞いた事ありますか?

これは確率の問題で『かなりの論争』を巻き起こした事があるのです!簡単に説明しますね!

 

そもそもは、アメリカの『モンティホール』さん司会のクイズ番組での『看板コーナー』が発端でした。(ミリオネアみたいな感じ)

3つのドアのどれかに『当たり』があり、豪華景品がもらえます。はずれのドアには『ヤギ』がいるというものです。

 

まず、あなたが『1番』のドアを選んだとします。すると、モンティホールさんが残りの2つのうち『ヤギ(ハズレ)』の入っている方のドアを開けてこういいます。

『今あなたの選んでいるドアから2番へ変更しますか?そのままですか?』

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ここで変えるかどうかを選択する『モンティホール問題』が人気だったのです。

重要なルールは5つです。(順番も重要)

①3つのドア (1, 2, 3) に(景品、ヤギ、ヤギ)がランダムに入っている。
②プレーヤーはドアを1つ選ぶ。
③モンティは残りのドアのうち1つを必ず開ける。
④モンティの開けるドアは、必ずヤギの入っているドアである。
⑤モンティはプレーヤーにドアを選びなおしてよいと必ず言う。

そしてこの問題に答えた、人類史上最もIQの高い『マリリン・ボス・サバントさん』の答えが全米を巻き込んだ大論争へと発展していくのです!

 

マリリンがその高いIQを使ってしている職業は『コラムで悩み相談』だったのです。(意外ですよね~)

そんな数々の悩みに的確に答えていたマリリンの元へ『モンティホール問題』を相談してきた人が現れたのです。質問は『扉を変えるべきかどうか?』です。

 

そして、マリリンの答えは『ドアは変更するべき!なぜなら確率が2倍になるからよ!』だったのです。(正確には『3分の2になる』と答えました)

すると、『そんなはずはない!ドアを変えても2分の1だ!(3分の1だ!)』というような内容の批判が1万通も届きました。その中には1,000人近い博士号保持者もいたのです!(有名大学の数学者等も含む)

マリリンは3回にわたり『反論や説明』をしましたが、批判はドンドン大きくなり大論争へと発展していくのです!

最終的にマリリンは『全米の教育機関』で検証実験をするように呼び掛けたのです。結果は・・・マリリンが正しかったのです!!

 

簡単に言うとこうです。

はじめに選んだドアは1/3ですから、残りは2/3ですよね。

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そのうちの1つを開けてしまうので、残りの1つは2/3の確率となるのです!

もっと数を増やすと分かりやすいです。100枚のうち1つを選ぶと1/100ですよね!で、残りの99枚のうち98枚を開けてしまうのです!!残りの1枚と変えませんか?

 

マリリンは100万でも例を上げたらしいですが、理解は得られなかったようです。最終的には皆が『マリリンが正しい』と認めて謝罪したそうですが・・・。

これほどまでの大論争を招く問題を『サクッ』と答えてしまうマリリンは、やはり人類史上最もIQの高い頭脳の持ち主なんですね!

そんな彼女の職業が『なぜ研究者でなく悩み相談なのか?』と聞かれた際の返答なのですが、『知性は自己実現の手段になるだろうし、手段であるべきなのかも知れない。でも、たんに人間性の一面、人の一部ということでもいいんじゃないかしら』だったそうです。

天才は人格も素晴らしいのでしょうね~。

 

私も『ギャンブラーの端くれ』でしたので確率の問題には敏感だったのです!

私は『モンティホール問題』を知った時に、いつかこの様な場面に出会えば必ず答えを変えて、『当然じゃないか!だって確率は倍になるからね!』と、今までで最高の『ドヤ顔』をしてやろうと思っていました( ̄▽ ̄)ドヤ

しかし、いまだ『伝家の宝刀』を振るう機会には恵まれておりません(´・ω・`)

 

 


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