わたくし、本が好きなんです。ジャンルは問わず、色々な本を読むのが好きなのですが、私が今まで見た中で『最高の作品』は決まっています!
北方謙三先生の『水滸伝』です!
まだ、これを超える作品には出会ったことが無いです!
正直に言いますと、先日の記事は『水滸伝』を紹介するために書いた記事なんです。
この『水滸伝』は傑作だと思っていますし、北方謙三先生も『自身の最高傑作』と思っているはずです!(想像です)
ただ『全19巻』なので、『ちょっと多すぎる』や『そんなに時間は無い!』という方に『楊家将』から入って頂き、『なかなか面白いな』と思って頂けたら『一瞬で読破』出来るほど『北方水滸伝』は面白いです!止めれません!!
あらすじ
『水滸伝』は皆さんご存知ですか?中国の『宋』という時代の物語です。
この時代の『宋』という国は皇帝の浪費や官僚の悪政による政治の腐敗が著しく、国民が苦しんでいました。その状況を憂いた『宋江』『晁蓋』をはじめとする『反政府』の勢力が、梁山湖の中に浮かぶ山寨に集まり『梁山泊』を名乗って世直しをするという話です!
『梁山泊』って聞いた事ありません?パチンコで有名でしたよね(笑)
そもそも、『水滸伝』から取ってるんです。
基本は『梁山泊』という山寨に集まった『好漢たち』が大国に挑む話なのですが、世直しをするために戦う『梁山泊』にも、大国を中から立て直そうとする『抵抗勢力』にも、それぞれに正義があり『どちらも正しい』がゆえに真正面からぶつかり合う話なのです!
私の感想・意見
時は太平の時代から戦国の世へと移っていくのですが、なんだかとっても考えさせられる内容です。平和になれば『不正や悪政』が起こり、国は中から崩壊していくんだと感じさせられます。
登場人物にはそれぞれに魅力があり『林冲』『史進』がおそらく最強で、誰もが彼らに魅力を感じるでしょう!しかし、この作品の素晴らしいところは普段は光の当たらない『文官』や『職人』も細かく書かれていて、戦うだけではなく『統治の仕方』などの書き方にも魅力があるのです!
さらに、戦う相手が『悪役』などではなく相手側にも『魅力的な好漢』がいて、相手側にも『絶対的な正義』があるのです!
これほどまでに読んでいて『風景』が拡がる本もめずらしいので、誰か読んでくれませんかね?私、めずらしくゴリ押しですよ!
ちなみに、私の身近な人達に『無理やり読ませた』のですが、全員が『絶賛』でした!女性の方も『涙を流したり』するほどハマっていましたよ!!
ウソじゃないですよ!誰か見てよ!!
もちろん、好みはありますので『合わない人』もいらっしゃると思いますが、私が読んだ『ベスト本』に堂々の第一位として君臨していますので、よろしければ一度読んでみて下さい!
ちなみに、わたくし『北方謙三先生』の親戚でも何でもありません。