先日からTwitterを始めたわけなんですが、正直戸惑っています。なんかスゴイ世界でね、情報の洗濯機に放り込まれたみたいでね、すげーなココって気分になってます。
いや、正直ちょっと見くびってましたね。私も何だかんだで『はてな国マイレージ村3年生』なわけですよ。ちょっと調子ばったことも書いてますが、そこそこ知ってる人も増えてきたなと感じていたわけですよ。確かに小さな村ですし、みんなで農耕をして黒曜石の槍で狩りをしてる民族ですけどね、私の家もそこそこ大きくなったなと自画自賛もしていたわけですよ。
そんな中で、以前から熱心にTwitterへ誘っていただいていたゴウタロウさん(id:goutaro)は、家の規模も似たような感じですし人見知りなところも似ているので『この人が言うなら間違いないかな』という気になり、『ちょっくら乗り込んだろかぃ！』と皮の腰巻にモンステラの葉っぱを飾り、シロツメクサの冠を乗せ、精一杯のおめかしをして乗り込みました。Twitterランドでナメられないように。
・・しかし、意気込んで開けた扉の向こうは、自動車がバンバン走る現代社会だったのです。想像してください、渋谷のスクランブル交差点に降り立ったギャートルズを。
目をパチクリさせながら辺りを見回していると、人海の向こうから色んな方が声を掛けて来てくれます。『えー、Twitterランドに来たんですか！』『いつも見てましたよ！』『ケンさん発見ー！』、みなさんスニーカーを履きデニムとダウンジャケットでスクランブル交差点をハイタッチ闊歩しています。
流されるがままハイタッチをし、とりあえずヒートテックが欲しいと思っていたところにゴウタロウさんが現れました。ゴウタロウさんはダメージパンツを穿きダウンベストを着てサングラスを後ろにかけていました。
『えっ・・ゴウ・・えっ？・・おそろの腰巻は？』
何という事でしょう！ゴウタロウさんはパリピだったのです！あっちこっちで『チアーズ』なんて言いながらワッショイ祭を開催し、時にはDJとしてクラブをまわしていました！しかも、そこで見かけた『はてな知人』はみんな踊り狂っていたのです！狂乱麗舞！ロードスペクター！
あまりにも驚いたので、一度店を出てみました。しかし、このTwitterランド自体が24時間パーティータイムなので、路上にも様々なパフォーマーがいます。私もパフォーマーと間違われ、いきなりグータッチをされました。(;・∀・)いぇ～ぃ
なんという世界なのでしょう！どこもかしこも眩しく光り輝いています！そんな中に降り立ったギャートルズは小さな自信も失い、自分が恥ずかしくなり、ユニクロを探そうと決意します。とりあえず、腰のモンステラとシロツメクサは路地裏に投げ捨ててやりました。
しかし、驚きはこれだけではありません！ほかの知人を探そうとウロウロしていると、ブログ同期のさささん(id:sasasan3)がYouTuberになっていたのです！『秒速ソラチカ』なんて与〇翼さんを彷彿させるアダ名まで付いていました！どうなってんの(◎_◎;)
なんか見たことある人や全然知らない人達と毎晩パーティーを開いている兄弟は、もはや私の知ってる兄弟を遥かに上回るレジェンドだったのです！さらに、もう一人のはてなブログ同期のだいちぃさん(id:traveler_da1)も、フォロワーが2,000人を超えたとかで国（出身地）を代表するマイラーとなっていました！もはや教祖！後光が差しています！
何が起こってるの？えっ？みんなで白川郷みたいな村に住んでたよね？みなさん立派な茅葺き屋根の家に住んでたよね！私の竪穴式住居の近くでデッカイ畑を耕してたよね！どうしちゃったのみんな！
えぇっ？私の知ってるみんなは嘘だったの？週末ネイチャーだったの？真実はこっちの姿なの？
Twitterランドでドテチンに会うつもりがパリピになってるなんて。一緒に石のお金を転がそうと思ってたのにパリピになってるなんて。あんなに楽しくマンモス追っかけてたのは嘘だったの？ホントはこっちでチアーズしてる時の方が楽しかった？
全然知らない人達とワッショイしているゴウタロウさんを思い出しながら、ユニクロへ向かいました。とりあえずヒートテックを仕入れ、ウルトラライトダウンとスキニージーンズを買い、上から下まで揃えるとそれなりの仕上がりになりました。（あったか～い(*'▽') ）
肌を刺すような冷気から身を守ると、不思議と徐々にこの景色にも慣れてきました。しかし常にパーティーは開かれていて、ドンチャン騒ぎをしている皆さんを、私は窓の外から眺めることしかできませんでした。
Twitterランド・・・。ここは狂気の国。
軽い気持ちで立ち入るような場所ではなかったのかもしれません。うっかり足を踏み入れたことにより、自分の原人っぷりを叩きつけられたような気がしました。
寒空の下、みんなが藤崎マーケットを叫んでいる頃、マッチを擦って暖を取り部屋の中を覗きます。1本、また1本と、はてな村を思い出しひとり望郷の念にかられていました。
Twitterランド・・・。行きはよいよい帰りはこわい。
