先日、関空発LCCのチェジュ航空でソウルに行っていきました。チェジュ航空は、その名の通り韓国のLCCです。関空発のソウル便の中でも最安価格で、LCCの中では唯一『金浦空港』へ就航しています。(楽天トラベルで料金・航路チェック!)
今回利用した際に感じた注意点を感想などを含めて報告させて頂きます。子連れの家族旅行なので、同じように小さなお子さんがいらっしゃる方の参考になればと思います。(Wi-FiレンタルならグローバルWi-Fiが安かったです)
- 注意点①ターミナルは第2
- 注意点②チェックイン
- 座席の事前指定
- 注意点③機内持ち込み・受託手荷物の制限と金額
- 注意点④食事は1店舗のみです!
- 注意点⑤第2ターミナルは沖止め
- もちろん座席にモニターはありません
- 注意点⑥仁川空港ではターミナル1に就航
- 仁川空港の係員は少なく手荷物も自動
- まとめ
注意点①ターミナルは第2
チェジュ航空の発着は、関西空港では第2ターミナルになります。
ほとんどの航空会社が第1ターミナルですが、『Peach』『春秋航空』『チェジュ航空』の3社だけは第2ターミナルなんです。間違って第1に行かないように注意しましょう。
注意点②チェックイン
早速ターミナル内へ入ります。(ここからは時間も写しているので所要時間も含めてご覧ください)
入ってすぐ見えるのがチェジュ航空のカウンターです。
チェジュ航空のチェックインは『自動チェックインカウンター』で行います。(そんなに並んでませんでした)
係の方がサポートもしてくれますし、けっこう簡単な作業です。機械の言語を日本語にし、パスポートを読み込んでいくだけです。チェックインが完了すると航空券が発券されます。
なぜか下の子供の分だけ機械で発券できなかったのですが、エラーで発券できない場合は、隣の手荷物を預けるところでも航空券を発券してもらえるので大丈夫でした。
チェックインを完了して手荷物を預けに列に並びました。
座席の事前指定
座席の指定はチェックイン時でも可能ですが、事前にチェジュ航空の公式サイトから有料で指定できます。座席の事前指定 | 付加サービス | サービスについて | チェジュ航空
当日の早めに行けば良い席も取れるようですが、子連れの場合は横並びじゃないと不安ですよね。事前指定が有料といっても、料金はソウル便で300円からとなっていましたので我が家は指定しました。他のLCCと比べても安いので事前指定もアリだと思います。(座席位置や路線によって金額は変動します)
注意点③機内持ち込み・受託手荷物の制限と金額
チェジュ航空の機内持ち込み手荷物は、
⊡1人1個まで無料
⊡重量は10キロまで無料
⊡大きさは3辺(縦・横・高さ)の合計が115㎝まで無料
となっています。
注意するべきは受託手荷物(預け荷物)で、制限は購入チケットにより変動します。
⊡正規運賃の場合、1個・20キロまで無料
⊡割引運賃の場合、1個・15キロまで無料
⊡大きさは3辺(縦・横・高さ)の合計が203㎝まで
⊡格安運賃の場合、無料受託手荷物なし
となります。ここでいう格安運賃とは、チェジュ航空が夏と冬に開催している『Orange Fly Day』という大型キャンペーンでの運賃です。(片道500円など)
※格安航空券比較のスカイスキャナーなどから取ったチケットは、割引運賃に含まれる場合がほとんどです。
受託手荷物の制限を超過した場合は注意が必要です!(2019年4月30日から変更になってます)
⊡超過1kgあたり1,000円が必要。24時間より前にWEBで事前購入される場合は、超過5kgあたり3,000円で購入可能です。重量によってはかなり高額になるので注意してください。(32キロ以上の手荷物については分割して預けて下さい)
※ お問い合わせ:日本予約センター(0570-001-132)
ここまでの所要時間は16分ほどでした。
荷物を預けて、機内持ち込みの手荷物検査・イミグレーション(出入国審査)へ向かいました。
注意点④食事は1店舗のみです!
イミグレーションを抜けると、2017年1月28日にオープンしたウォークスルーの免税店舗があります。ここまでの所要時間は29分です。
このウォークスルーを抜けていくとカフェや食事のあるスペースへ出ます。第2ターミナルの国際線で食事をするには、ここまで来る必要があるので注意してください。
ですが、あるのは2店舗のみ。しかも食事らしい店は1店舗です。
それに、食べる席がそれほど無いので満席状態。わが家は、なんとか子供たちだけは座らせて大人は立ち食いでした。それでも2席確保できて良かった方です。
食事どきには、この1店舗に行列が出来ます。第1ターミナルと違って店舗数が少ないので、できるだけ事前に食事しておく方が良いと思います。子供がいると食事の時間をずらすのは難しいかもしれませんけどね。
特に美味しい料理でもないので、これからは事前に食べさせておこうと決めました。(並ぶのもしんどいし)
注意点⑤第2ターミナルは沖止め
なんとか食べ終わったら搭乗開始時刻ギリギリでした。
満席の搭乗口前でしばし待ちます。搭乗が開始され中へ進んでいくと外へ出ました。
第2ターミナルにはボーディングブリッジがないため、沖止めの飛行機に歩いて行かないといけません。この日は雨だったため、黄色い傘が用意されていました。
さすがにこの傘では吹き降りの日はキツイかもです。ちょっと距離があるのでずぶ濡れになる可能性もありますが、こればっかりは搭乗日に晴れることを祈るしかないですね。
傘を差して歩いていくと飛行機に到着です。
もちろん座席にモニターはありません
当然ですがLCCのため座席にモニターは付いていません。(機内食も有料)
各自で暇つぶしのアイテムを用意しましょう。わが家は旅行の際にFireタブレットを持っていきます。(Fire7の場合、セールで買えば1つ3,500円ぐらいです)
注意点⑥仁川空港ではターミナル1に就航
帰国時に仁川空港を利用する場合は『ターミナル1』へ向かいます。間違ってターミナル2へ行かないようにしましょう。
かなり広い空港なのですが、チェジュ航空のチェックインカウンターは一番端にあります。
私はかなり歩いたので、タクシーなどの利用時は一番奥まで行ってもらいましょう。
仁川空港の係員は少なく手荷物も自動
仁川空港の場合、自動チェックインカウンターにいる係員は少ないです。(今回は1人だけでした)
要領は行きと同じで、言語を日本語にしてパスポートを読み込むだけです。
発券した航空券を持って手荷物を預けに行くと、仁川では手荷物の受託も自動化されていました。
かなりハイテクなんでビビりましたが、画像と文字(日本語)で分かりやすく表示してくれます。手順通りにすれば超簡単に完了しました。
係の方もいらっしゃるので分からない事があれば教えてくれます。心配は無いと思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?関空第2ターミナルからのソウル直行便は、チェジュ航空が仁川空港と金浦空港、ピーチが仁川空港となっています。仁川空港を利用した私が言うのもなんですが、金浦空港を選べるチェジュ航空は良いと思いますよ。(料金的にもチェジュ航空の方が安いイメージです。料金比較してみて下さい)
今回は金浦の便が取れなかったので仁川にしましたが、やっぱり仁川はソウルの中心からは遠いですね。タクシーで片道1時間前後、金額では5~6千円ほどしました。(日本に比べると安いですけどね)
関空発LCCの中でもチェジュ航空は金浦空港への直行便があるので、とってもオススメです!第2ターミナルなので多少の注意点はありますが、ぜひ利用してみて下さい!