日々のクレジット決済で、マイルを貯める為のカード選びって難しいですよね。色々な航空会社がありますが、一般的に貯まりやすいと言われているANAマイルを貯める場合、候補にあがるのが『ANAカード』です。しかし、ANAカードには沢山の種類があるため、どれを選べばいいのか迷いますよね。
なので、今回はANAカードの種類ごとに年会費や還元率を書き出してみました。私が思う最高のANAカードを勝手に述べさせて頂きます。
まずは、ANAカードの種類
ANAカードには『一般カード』『ワイドカード』『ゴールドカード』『プレミアムカード』があります。(提携カードは除く)
さらにクレジットカードには、VISA・Master・JCB・アメックス・ダイナースなどの『国際ブランド』と呼ばれる分類がありますが、私はVISAかMaster以外は年会費が高くなるので考えません。
もちろん還元率が上がることもありますが、世界シェアやコスパを考えると完全に2択です。(国際ブランドの世界シェアはVISAが50%以上、Masterと合わせると2ブランドで80%を占めています)
一般カードの年会費
当たり前ですが、ANAカードの中で『一般カード』の年会費が一番安いです。
普通は年会費の安いカードは還元率が悪いなどで無視する方もいらっしゃいますが、ANAカードには絶対に無視できない一般カードが2枚だけあるのです。それが『ソラチカ』と『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』です。
まぁ、ANAマイルを貯めてる陸マイラーで持ってない人の方が少ないでしょう。 『ソラチカ』に関しては、これが無いと毎月18,000マイルを貯めれないですからね。(知らない方はこちらを参照⇩)
新たに『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』も必須アイテムとなりました。 (参照⇩)
そんな一般カードの年会費は2,000円(税別)が基本ですが、ソラチカ以外の交通系のカードには年会費の割引を受けることが出来るカードがあります。
それは『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』『ANA VISA Suicaカード』『ANA VISA nimoca カード』の3枚です。(注意点はVISA・Masterのみが年会費割引を行っている点です)
※2019年4月からソラチカも年会費の割引を受けれるようになりました。(詳しくはコチラ⇩)
割引を受けるには『マイ・ペイすリボへ登録し、年1回以上のカード利用』が必要です。(マイ・ペイすリボの詳細は後述します)
年会費は『2,000+税』だったのが『751円+税』になります。(家族会員は475円+税。Suicaには家族カードがありません)
3枚とも毎年の継続ボーナスとして1,000マイル貰えますので、1マイル0.81円ほどの『バイ(買)マイル』として考えても良い数字ではないでしょうか?(詳しくはこちら⇩)
ワイドカードの年会費
このカードは一般カードの進化系という感じのカードです。年会費は割引を使って『6,275円+税 』になります。
一般カードとの違いは、搭乗ボーナスマイルが一般カードでは10%だったのが、ワイドカードだと25%になるという事です。正直、どうでもいいレベルです。
私は飛行機に乗ってマイルを貯めていないので関係ありません。それよりも年会費が跳ね上がった方が気になってしまいます。このカードは私には使いこなせないカードですね。
ゴールドカードの年会費
決済カードなら私のおすすめは、ぶっちぎりでこのカードです。年会費はVISA・Masterの割引を使えば本会員が『9,500円+税』と家族会員が『2,500円+税』になります。
ただ、現在はANAアメックスゴールドの入会キャンペーンがあるので、入会特典が充実している場合は『アメックス』も視野に入れてみて下さい。ANAアメックスゴールドの年会費は『31,000円+税』です。(年会費の割引は存在しません)
他にプレミアムカードが存在しますが、年会費が75,000円以上~160,000円程しますので私には関係ありません。
一般カードのマイル還元率
基本的に一般カードのマイル還元率は0.5%です。1,000円使うと5マイル貯まるということですね。(ANAアメックスのみ1%)
厳密には1,000円で1ポイント貯まり、1P=5マイルに交換するという手順なのですが、ANAカードには『10マイルコース』というものが存在します。1P=10マイルで交換できるのでマイル還元率は1%になりますが、移行手数料として6,000円(年度/税別)が年会費と別に掛かります。(5,000円のカードもありますが年会費の割引は不可)
年会費を最安に抑えるためには、ポイントの有効期限が2年なので『2年に1回10マイルコースに登録して移行』をして、移行が終わったら5マイルコースに戻せば年会費も入れて1年あたり3,751円(税別)で保有できます。
その際の注意点は手動移行にすることです。自動移行にしていると知らないうちに5マイルで交換してしまいますからね。
一般カードの中で『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』『ANA VISA Suicaカード』『ANA VISA nimoca カード』の3枚は、年会費割引が使えて最高で1.5%以上の還元率になりますので、一般カードをお考えの方はこの3枚の中から検討してみてください。(最高還元率の方法はゴールドの説明で載せています)
ちなみに、ANAアメックスは初めから還元率1%ですが、貯まるポイントが『アメックス・リワードポイント』なので、アメックスのポイントからANAマイルに移行する手数料として6,000円+税が掛かります。年会費が高い分だけ損ですが、アメックスのポイントは有効期限を無期限にできるので、その点は優れています。(さらに3,000円掛かりますが)
ワイドカードの還元率
ワイドカードの還元率は一般カードと同じです。このカードは飛行機によく乗る方の為のカードです。なので、すっ飛ばします。
ゴールドカードの還元率
私が思う最強カードはこれです。最高還元率は1.648%です。
年会費は割引を使っても『9,500円+税』なので一般カードよりも高くなりますが、自動的に『10マイルコース』に無料加入されていますし、毎年の継続ボーナスマイルが2,000マイルに増えるなどの『ゴールド特典』がありますので、私はこのカードがオススメです。(マイ・ペイすリボと最高還元率の詳細はこちら⇩)
特にSFCを取得するならこのカードは必須です。(SFCについてはこちら⇩)
プレミアムカードは更に還元率を伸ばしますが、年会費が高すぎるので私はスルーです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?一般カードでもかなりの高還元率カードですよね!やっぱりANAマイルを貯めるなら『ANAカード』は必須です!
最安で『一般カード』にするか、ゴールドの特典やSFCを視野に入れて『ゴールドカード』にするかは悩みどころですね。
私はSFCが欲しくてゴールドを発行しましたが、SFCに興味がないなら『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』『ANA VISA Suicaカード』『ANA VISA nimoca カード』のどれかでしょう!(私ならANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです)
マイルは別方法で大量に貯めれますが、日々の生活費でも効率よく貯めて、ドンドン旅に出ましょう!マイルがあれば飛行機に乗れるのですから!
飛行機に乗れば世界との距離も縮まるのです!